女性に特化したエンタープライズ企業向けの営業アウトソーシングを展開するSurpass(サーパス)は、「識学」を用いた組織コンサルティング事業を行う株式会社識学の子会社である1号投資事業有限責任組合(以下、「識学1号ファンド」)より第三者割当増資による資金調達を実施した。
Surpassは、今回の資金調達により、大企業を中心とした顧客基盤と営業未経験の女性を大企業の現場で活躍できる人材に育成するノウハウという強みを一層強化していく。同時に「人手不足」や「労働生産性の向上」といった課題に直面するクライアント企業に対し、セールステックやマーケティング、高度海外人材の登用などの切り口から幅広く支援し、あらゆるニーズにワンストップで応えるサービスを提供する。
Surpassはクライアント企業に派遣する人材を女性に特化している。蓄積した独自のノウハウ(研修や育成などの機能)を生かし、就労意欲のある営業未経験の女性を大企業の現場で営業支援として活躍できる人材へと育成。この事業を通して、人手不足の解消や女性の社会進出などという社会課題への貢献に取り組んでいる。
株式会社識学 安藤広大氏からのコメント
「日本の労働人口は、2017年現在で6720万人となっており、2060年には4700万人へ減少することが見込まれ、労働者一人当たりの生産性向上が、喫緊の課題とされています。識学1号ファンドが投資及び組織力向上のための支援を行うことで、女性人材を育成して活躍できる環境・ノウハウを有するサーパスの強みを、さらに強化していくことが可能であり、労働人口の減少を背景とした市場拡大が見込まれ、さらなる成長が見込まれると判断したことから今回の投資を決定いたしました」