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大手企業への営業戦略と実践~持続的な事業成長に向けて~ 『エンタープライズセールス』出版記念イベント by SalesZine

2024年11月20日(水)15:00~17:10

常に高い売上目標を達成し続けなければいけない営業組織。先行きの見通しが立たない時代においても成果を挙げるためには、過去の経験にとらわれず、柔軟に顧客や時代に合わせて変化し続けなければなりません。変化に必要なのは、継続的な学びであり、新たなテクノロジーや新たな営業の仕組みは営業組織の変化を助け、支えてくれるものであるはずです。SalesZine編集部が企画する講座を集めた「SalesZine Academy(セールスジン アカデミー)」は、新しい営業組織をつくり、けん引する人材を育てるお手伝いをします。

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五月病を吹き飛ばす“良いときはあら探し、ダメなときは良いこと探し”

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 ここ最近、芸能人が亡くなったというニュースを目にすることがある。「えっ、あの人が」と思う人が突然命を絶つこともあり、とても残念に思う。5月は精神的に不安定になりやすい時期だ。“五月病”と呼ばれるように、大きなきっかけがなくともモチベーションが下がってしまうこともある。食欲が落ちるなど、身体に不調が表れている人もいるかもしれない。元気に営業スタッフを続けるために、ぜひ取り組んでみてほしいことがある。今回はその秘訣について紹介させてほしい。

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五月病で営業の楽しさを知る前に退職してしまう新人

「新人営業スタッフとして配属された」もしくは「人事異動で営業職になった」というあなた。4月は気合で乗り越えてきたものの、5月に入ると疲れも出てくる。新しい環境への適応がうまくいかず、「モチベーションが上がらない」「なんだか気分がのらない」などと感じているころかもしれない。これが五月病の原因となる。

 このモヤモヤを吹き飛ばすには、ちょっとだけ“考え方”を変えれば良い。その方法を知っているかどうかで営業活動への取り組みやすさは、天と地ほどの差になる。

 私がハウスメーカーで営業スタッフをしていたころのこと。毎年、新人が入ってきていた。4月は緊張感もあるし勢いもある。結果が出なくても、お客様からキツイ断りを受けてもそれほどダメージを受けていない。

 しかし、少し時間が経つと状況が変わってくる。無我夢中で取り組んでいた新人営業スタッフたちも1ヵ月を過ぎたあたりから「こんなことをやっていて本当に契約が取れるのだろうか……」「営業なんて続けられるだろうか……」と不安が頭をよぎるように。

 元気だった営業スタッフもだんだんと元気がなくなり、体調を崩し休みがちになってしまう。いわゆる五月病で、そのうち何人かは会社から姿を消していった。

 営業活動でお客様から喜ばれる素晴らしさを知らずに辞めていく。これは会社としてもダメージが大きいし、退職した本人にもメリットがない。完全に営業が向いていないのであれば仕方がないが、「もう少し続けていれば結果が出たのに」と思えた新人も少なくなかった。

どんな出来事も短期的に判断することはできない

 これは新人営業スタッフだけの話ではない。私自身も新年度になると心機一転、やる気を出していた。しかし、1~2ヵ月経つころには「今期もダメだな」と思うように。こうなるとやる気は右肩下がり。気分は優れず、体調も壊しがちになったものだ。

 5月下旬から6月にかけてやる気が落ちてしまったのでは、年度のノルマが達成できるわけがない。新年度のモチベーションを維持し続ける工夫が必要だ。私は長年同じ過ちを繰り返しながらやっとのことでモチベーションの維持できるようになった。

「ものは考えよう」という言葉はよく聞くだろう。物事はなんでも考え方次第で、良くも悪くも解釈できる。 「人間万事塞翁が馬」ということわざもあるように、一見不運に思えたことが幸運につながったり、その逆に幸運が不幸につながったりすることもある。目の前で起こったことを短期的に判断はできない。

「プラス思考・マイナス思考」と言うとピンとくる方もいるかもしれない。あたりまえのことだが、意外とこれを重視している人は少ない。起こった出来事にどのように意味を持たせるかによってモチベーションは180度違ってくる。いくつか例を挙げて説明しよう。

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嫌な上司のもとで仕事をすることになったら……?

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この記事の著者

営業サポート・コンサルティング株式会社 代表取締役 菊原智明(キクハラトモアキ)

群馬県生まれ。大学卒業後営業の世界へ。「口ベタ」、「あがり症」に悩み、7年もの間クビ寸前の苦しい営業マン時代を過ごす。その後訪問から”営業レター”に手法を変えたことで4年連続トップの営業マンに。2006年に独立、講演活動、研修を行っている。2010年より関東学園大学にて学生に向け全国でも珍しい【営業の授業】を行い、社会出てからすぐに活躍できるための知識を伝えている。2019年までに56冊の本を出版。ベストセ...

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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