mojaは、取引先組織図プラットフォーム「OrMa(オルマ)」の提供開始を発表した。
OrMaは、取引先組織図を集積したオープンプラットフォーム。ユーザー企業が保有しているコンタクトデータやビジネスSNS、ウェブ情報、公式組織図(企業が提供した組織表を指す)、外部機関のデータ等を突合し、網羅性のある企業組織図を提供する。
日本では、BtoBにおいて商品のコモディティ化が進んでいること、欧米に比べて土地あたりの営業人口が多いという特徴から、購買者の商品選定シーンが激化。ひとりの営業担当者が顧客理解のないまま10~100社を担当したり、適切な窓口を特定できず訪問営業の損失が生じたりといった課題が発生している。
さらに、顧客企業内の組織把握・キーパーソンの発掘を支援するデジタル化された取引先地図がないなど、外勤営業の生産性をあげるソリューションが存在しないという課題も発生。このような背景からmojaは、今回、OrMaのリリースに至った。
今後の展望として、営業先に過剰に商談が集中している状態を可視化する「人流可視化機能」をリリースする予定。