音声解析AI電話「MiiTel」や、AI搭載オンライン会議解析ツール「MiiTel Meetings」を提供しているRevComm(レブコム)は、2023年開催のサマーインターンに参加の予定/経験がある25卒就活生321名を対象に、AI時代における25卒就活生の仕事選びに関する意識調査を実施した。
調査概要
- 調査概要:AI時代における25卒就活生の仕事選びに関する意識調査
- 調査方法:IDEATECHが提供するリサーチPR「リサピー」の企画によるインターネット調査
- 調査期間:2023年7月31日~同年8月2日
- 有効回答:2023年開催のサマーインターンに参加の予定/経験がある25卒就活生321名
※構成比は小数点以下第2位を四捨五入しているため、合計しても必ずしも100とはならない。
約7割がChatGPTなどの生成AIの台頭を「肯定的に捉えている」と回答
「Q1.あなたは、ChatGPTなどの生成AIの台頭を、これから働いていく上でどのように捉えていますか」(n=321)と質問したところ、「とても肯定的」が16.8%、「やや肯定的」が50.5%という回答となった。
肯定的な理由、「業務の生産性向上に繋がりそうだから」「アイデアや閃きのきっかけとして活用できるから」など
Q1で「とても肯定的」「やや肯定的」と回答した人に、「Q2.ChatGPTなどの生成AIの台頭に対し、肯定的な理由を教えてください(複数回答)」(n=216)と質問したところ、「業務の生産性向上に繋がりそうだから」が63.0%、「アイデアや閃きのきっかけとして活用できるから」が41.2%、「不得手な業務を補完してくれるから」が38.9%という回答となった。
否定的な理由、「将来的に仕事を奪われてしまう可能性があるから」「AIと差別化した時に自身にできることがあるか不安だから」など
Q1で「やや否定的」「とても否定的」と回答した人に、「Q3.ChatGPTなどの生成AIの台頭に対し、否定的な理由を教えてください(複数回答)」(n=31)と質問したところ、「将来的に仕事を奪われてしまう可能性があるから」が35.5%、「AIと差別化した時に自身にできることがあるか不安だから」が35.5%、「仕事に対する主体性が低下する可能性があるから」が32.3%という回答となった。
半数以上が、就職活動の企業選びで「AI」というキーワードに「注目している」と回答
Q1で「生成AIがよくわからない」以外を回答した人に、「Q4.あなたは、就職活動の企業選びにおいて「AI」というキーワードに注目していますか」(n=311)と質問したところ、「非常にしている」が12.9%、「ややしている」が37.6%という回答となった。
注目している理由、「企業の将来性を感じるから」が61.1%で最多
Q4で「非常にしている」「ややしている」と回答した人に、「Q5.就職活動の企業選びにおいて「AI」というキーワードに注目している理由を教えてください(複数回答)」(n=157)と質問したところ、「企業の将来性を感じるから」が61.1%、「新たな知識を学ぶことができそうだから」が39.5%、「最先端の事業に触れたいから」が30.6%という回答となった。
「これからの時代に必要」や「AIを学んでみたい」などの理由も
Q5で「わからない/答えられない」以外を回答した人に、「Q6.Q5で回答した以外に、インターン先企業/就職志望先企業の選定において「AI」というキーワードに注目している理由があれば、自由に教えてください(自由回答)」(n=153)と質問したところ、「これからの時代に必要」や「AIを学んでみたい」など103の回答を得た。
<自由回答・一部抜粋>
- 20歳:これからの時代に必要。
- 22歳:AIを学んでみたい思いがあるから。
- 22歳:最先端の技術を取り入れているから。
- 21歳:自分が働いていく中で将来的に身近になりそうだから。
- 22歳:近未来的でワクワクする感じがする。
- 22歳:志望業界が積極的にAIを導入しているからです。
- 21歳:AIは上手く使えれば大きな力になると思うから。
35%が、デジタルを駆使したビジネスを展開できていない企業に「抵抗感を持つことがある」と回答
Q1で「生成AIがよくわからない」以外を回答した人に、「Q7.あなたは、生成AIなどのデジタルを駆使したビジネスを十分に展開できていない企業に対して、抵抗感を持つことがありますか」(n=311)と質問したところ、「とてもある」が6.4%、「ややある」が28.6%という回答となった。
インターンや説明会で「AI」に関する説明をしていた企業の割合は「2~4割」が最多に
「Q8.インターンや説明会に参加した企業の中で、どれくらいの企業が「AI」に関する説明をしていましたか」(n=321)と質問したところ、「8~10割」が1.2%、「5~7割」が16.8%、「2~4割」が27.7%という回答となった。
生成AIによる「働き方」の変化、「業務効率化で働き方が多様になる」「定型業務が減少する」など
Q1で「生成AIがよくわからない」以外を回答した人に、「Q9.あなたは、ChatGPTなどの生成AIが今後私たちの「働き方」をどのように変化させていくと思いますか(複数回答)」(n=311)と質問したところ、「業務効率化で働き方が多様になる」が49.5%、「定型業務が減少する」が40.2%、「デジタルリテラシーが必須になる」が36.0%という回答となった。
「創造的な仕事が増えて事務的な業務が減る」や「アイディアの参考」などの変化も
Q9で「わからない/答えられない」以外を回答した人に、「Q10.Q9で回答した以外に、ChatGPTなどの生成AIが今後私たちの「働き方」をどのように変化させていくか、お考えがあれば自由に教えてください(自由回答)」(n=289)と質問したところ、「創造的な仕事が増えて事務的な業務が減る」や「アイディアの参考」など154の回答を得た。
<自由回答・一部抜粋>
- 21歳:創造的な仕事が増えて事務的な業務が減る。
- 20歳:アイディアの参考になる。
- 21歳:ライフワークバランスを実現できる。
- 20歳:節度ある使い方をしなければならない。働き手が代替されていくのは間違いない。
- 20歳:人間よりも効率よく仕事をしてくれると思う。
- 20歳:単調な業務はAIに置き換えられていくと思う。
- 20歳:もっと便利な世の中になると思う。