オープンワークが「23卒就活生が選ぶ、就職注目企業ランキング【大学別編】」を発表した。同レポートは、OpenWorkに登録する23卒学生が検索した企業を集計したもの。第1弾は大学別の注目企業ランキングとして、東大、京大、早慶、MARCHに在籍するそれぞれの学生が注目する企業が発表された。
東大、京大共に野村総研が1位 東大はコンサルが3割を占める
東大生と京大生の1位はともに野村総合研究所であった。東大生のランキングではコンサルティングファームが全21社中7社とトップの3分の1の割合を占めており、マッキンゼー・アンド・カンパニーやボストン・コンサルティング・グループなどの外資系戦略コンサルティングファームもランクイン。また、京大生のランキングでは、関西電力やサントリー、パナソニックなど関西本社の企業もランクインしていた。
クチコミ(一部抜粋)
- さまざまな業界の大手企業の重要ポジションにいる方と若いうちからともに仕事をできることは非常にやりがいがあるし自身の勉強にもなる。若いうちからさまざまなプロジェクト経験を積ませてもらえることはキャリア形成にとっても非常に有用であり、貴重な経験になると思う。周囲も優秀な人材が多いため、互いに刺激を与えながら成長していくことができる。(コンサルタント、男性、野村総合研究所)
- 入社まではイメージがあまりわかなかったが、自社の機器が社会に貢献しているニュースやプレスリリースを見ると、事務職であってもこの会社で働いてよかったと感じる。各種研修等は一通り揃っている印象。自己啓発のメニューもいくつかあるので、学ぼうという意思があれば、自分でいろいろと学ぶことができると感じる。(事務職、男性、島津製作所)
早慶・MARCHはIT業界にも注目 コンサルは上位多数
早稲田・慶應とMARCH(明治、青山学院、立教、中央、法政)の両ランキングともに、IT業界大手の富士通や楽天グループ、サイバーエージェントがランクインしていた。早稲田・慶應のランキングでも、PwCコンサルティングやデロイト トーマツ コンサルティングなどのコンサルティングファームは多数ランクインしており、オープンワークは「総合系の中でもとくにITに強みを持った企業が多く見られます」と解説。
クチコミ(一部抜粋)
- サービス数が多く、社内でのオープンポジションも利用できるため、多くの経験ができると思う。部署、サービスにより開発スタイルも大きく変わるため、社内においても転職に近い異動ができる。また、希望もよく聞いてもらえる印象。英語を使う機会も多いため、英語能力を活かしたい、英語を勉強したい、という想いがある人にもよいのではないかと思う。(開発、女性、楽天グループ)
- キャリアに悩んだりした際に上長・同僚に率直に相談出来る文化がある。その際、ただのガス抜きだけではなく、次のチャレンジの打診や現状の部署でできる違う取り組みなどをセットで打診してくれる。前向きなチャレンジであれば基本的に称賛を惜しまない。部署異動願いを出した際、応援してくれることが多く、チームサイバーエージェントという価値観が浸透している。長く働けるベンチャー企業という観点では申し分ない。(広告営業、男性、サイバーエージェント)