オープンワークがZ世代・ミレニアル世代の転職事情を可視化することを目的に、24歳~34歳の転職活動経験者900名を対象にアンケート調査を実施した。
「希望の仕事」「収入」のハード面と「人間関係」「社風」のソフト面の不安
転職活動で不安に感じる点を尋ねると、全体では「希望にあった仕事が見つからないかもしれない」が転職検討時の懸念としてもっとも多く、次いで「収入」に対する不安が続いた。一方で、20代では「社風や風土が合わないかもしれない」「良い人間関係が築けるか不安」が「収入」を上回っていた。
Q. 転職を考えるにあたって感じる懸念や不安として、あてはまるものをお選びください。
現職の不満「収入」がトップ 20代は「スキルアップ」、30代は「仕事の負荷」も
現職への不満を尋ねると、収入に関する項目が全年齢層で最多の4割弱を占めていた。項目を見ていくと、「仕事の量・負荷が高い」「スキルアップ・成長を感じない」などに票が集まった。なお、年代別の結果を参照すると、20代は「スキルアップ」「やりがい」「仕事の負荷」「業界・企業の将来性」に、30代は「仕事の負荷」「評価・人事制度」「人間関係」への不満が高い傾向がうかがえた。
Q. 現在、あなたのお勤め先における待遇や環境、業務内容について何かご不満はありますか。
3割以上が現職とは異なる職種への転職を検討
転職時の希望業種を尋ねると、3割以上が転職先に現職とは異なる業種を検討していることが明らかに。中でも、若年層になるほどにスコアが高まった。
Q.転職を希望する業種は、現在のお勤め先の業種と異なりますか。
調査概要
- 調査対象:調査会社パネルの「転職活動を始めている」「転職が決まっている」ユーザー
- 調査期間:2021年12月
- 有効回答数:900名