オンラインコミュニケーション協会が週に3回以上、オンライン会議を行っているビジネスパーソン111名を対象に「社外の人(取引先や商談相手)とのコミュニケーション」に関する実態調査を実施した。
85.6%が社外とのオンライン会議で、「不満」「不信感」を経験
「社外の人(取引先や商談相手など)とオンライン会議を行う中で、相手に対して不満に感じたり、不信感を感じた経験はありますか」と尋ねると、「よくある」が40.6%、「たまにある」が45.0%であった。
不満や不信感を感じた場面、「画面や資料の共有に手間取っている」が63.2%
前問で「よくある」「たまにある」を選択した回答者を対象にどのような場面で不満や不信感を感じたかを尋ねると、「画面や資料の共有に手間取っている」が63.2%、「外部音が入っていて音声が聞き取りづらい」が47.4%、「電波が悪く画面や音声が乱れている」が42.1%という結果に。
「オンラインコミュニケーションツールを使いこなせていない人との取引を躊躇」
同様に、不満・不信感を経験したことがある回答者に「今後社外の人とやりとりをする上で、オンラインコミュニケーションツールを使いこなせていない人との取引を躊躇しますか」と尋ねると、「かなりそう思う」が40.0%、「ややそう思う」が51.6%という回答に。
取引躊躇の理由「時代の流れに対応できない人に感じるから」が70.1%で最多
オンラインコミュニケーションツールを使いこなせない人との取引を躊躇する理由を尋ねると、「時代の流れに対応できない人に感じるから」が70.1%、「やりとりする中で不便・不満を感じる場面がありそうだから」が44.8%、「操作がもたついていると、こちらの時間が奪われるから」が44.8%であった。
58.6%が「オンラインと対面の使い分け」を希望
今後社外の人とコミュニケーションを行う際に「オンラインのみ」「対面のみ」「オンラインと対面の使い分け」のうち、どの方法でやり取りしたいかを尋ねると、「オンラインと対面の使い分け」が58.6%、「オンラインのみ」が27.0%という結果に。
"デキる"ビジネスパーソンの必須条件は「リテラシー」が90.1%
今後、「デキる」ビジネスパーソンの条件として、オンラインコミュニケーションに関するリテラシーは必須になってくるかを尋ねると、「非常にそう思う」が42.4%、「ややそう思う」が47.7%であった。
調査概要
- 調査期間:2022年1月20日~22日
- 有効回答:週に3回以上、社外の人(取引先や商談相手など)とオンライン会議を行っているビジネスパーソン111名