アンドワーズは、オンライン営業の経験があるビジネスパーソン111名を対象にオンライン営業に関する調査を実施した。
営業活動のオンライン化により、商談が難しくなったと感じる営業マンは73%
営業活動のオンライン化にともない、自社のサービスや商材について伝えることへの難易度の高まりを問う設問では、「非常に感じる」が33.4%、「少し感じる」が39.6%と、7割以上がオンライン上での営業活動に難しさを実感。一方、「あまり感じない」「まったく感じない」という回答は合わせて27%であった。
もっとも多かった悩みは「カメラ越しだと相手の反応がわかりづらい」で55.9%
オンライン商談で感じる課題や悩みを問うと、「カメラ越しだと相手の反応がわかりづらい」が55.9%、「パソコンを前にした際の目線の置き方がわからない」が29.7%、「相手がカメラオフの際に相手の反応が一切わからない」が28.8%という結果に。次いで、「オンラインに適した声の出し方がわからない」「オンラインでの効果的なジェスチャーがわからない」がそれぞれ27%、「商談相手が複数の際に全員が集まるまでの時間が気まずい」が21.6%。なお、「課題や悩みは一切ない」という回答は11.7%であった。
82%の営業マンが「リアルとオンラインの商談はテクニックやポイントが異なる」と回答
従来の対面商談と、オンラインによる商談で気をつけるべきポイント・テクニックに異なる点があるかを問う設問では、「かなり異なる」が31.5%、「少し異なる」が50.5%と、8割以上が「異なる」と回答。「あまり変わらない」は16.2%、「まったく変わらない」は1.8%という結果に。
「オンラインに適した話し方や伝え方」に興味のある営業マンは75.7%
「オンラインでの営業活動のスキルを向上させるために、オンラインに適した話し方や伝え方を知りたいと思いますか」と質問したところ、「非常に興味がある」が25.2%、「少し興味がある」が50.5%と、75.7%が興味を示した。なお、「あまり興味がない」は19.8%、「まったく興味がない」は4.5%であった。
調査概要
- 調査概要:「オンライン営業に対する意識」に関する調査
- 調査方法:インターネット調査
- 調査期間:2020年9月14日〜9月15日
- 有効回答:オンライン営業の経験がある会社員111名