ビジネス版LINE「LINE WORKS」を提供するワークスモバイルジャパンは、ビジネスチャット導入企業に勤務する30代〜50代のビジネスパーソンを対象に「新入社員のチャット利用に関する上司の意識調査」を実施した。調査結果の詳細は、次のとおり。
1.チャットで「緊急対応要するミスの報告」はNGが約6割 当欠報告は意見が二分
新入社員から上司への報告・連絡・相談において、チャットで行って良い内容・行うべきではない内容について質問をしたところ、チャットで行って良い内容としてもっとも多い回答は「直行・直帰の報告」(73.7%がチャットでOK)、チャットで行うべきではない内容としてもっとも多い回答は「緊急対応を要するミスの報告」(59.8%がチャットはNG)となった。
また「当日の欠勤報告」については、意見が二分し、49.8%がチャットでOK派、50.2%がチャットはNG派であることがわかった。
2.「チャットで挨拶はなくてよい」30代より50代が寛容な傾向、意識差約2割に
メールなどで一般的に使われている「お疲れ様です・お世話になります」などの挨拶記載について、社内チャットでも必要かを質問したところ、50代の方が30代・40代より「不要・どちらでもない」と考える傾向が強いことが判明した。特に50代と30代には約2倍の意識差があった。
3.チャットでメッセージ相手の肩書や名前の記載、「不要・どちらでもよい」50代と30代で約3割の意識差
2.と同様に、「部署・役職・名前」の記載について、社内チャットでも必要かを質問したところ、50代の方が30代・40代より「不要・どちらでもない」と考える傾向が強いことがわかった。特に50代と30代には約3割の意識差があった。
4. 30代の約45%が近くにいるのにチャット連絡「嫌われているのではないかと不安」年長者よりも高い傾向
新入社員が、近くにいるのにチャットだけでコミュニケーションを取ると、30代は50代の2倍以上「新入社員から嫌われているのではないか」と不安を感じる傾向が強いことがわかった。
調査概要
- 調査時期:2020年4月22日〜2020年4月28日
- 調査方法:インターネット調査
- 調査対象:ビジネスチャット導入企業に勤務する30代〜50代のビジネスパーソン875人