組織の「バリュー」とは?
近年、パーパス経営を実践する企業が増えました。「パーパス(purpose)」の定義は各社さまざまです。ブレーンバディでは、ビジョンを「将来企業が実現したい社会」と定義し、パーパスは目標を達成するためにどうあるべきか、すなわち「企業のあるべき姿」と定義しています。
ブレーンバディのパーパス経営では、パーパスを基盤としてコアバリュー(誰にどのような価値を提供するか)を提供し、ミッション(目標)を達成しながらビジョンの実現を目指します。コアバリューを提供し続ける戦略には、次の3つの要素が重要となります。
- プロダクト・サービス(何を提供するか)
- オペレーション(どのように提供するか)
- バリュー(ミッションやビジョンを実現するための行動指針・行動規範)
ブレーンバディでは、これらの関連性を「Compass(コンパス)」という図で可視化しています。
※リッツ・カールトンの「クレド」のように、企業によって、バリューを表す独自の名称を設けている場合があります。ブレーンバディでは、価値を提供し続けるために従業員が日々意識する行動指針・行動規範として6つのバリューを掲げ、「ステートメント」と呼んでいます。
図を見てわかるように、バリューとパーパスがすべての営業活動の基盤となります。バリューを前提として戦略を実行することで、コアバリューの提供およびミッション・ビジョンの実現に近づくことができるのです。だからこそ、新人営業の「考え方」=すべての行動の前提に、組織のバリューを浸透させることが重要なのです。