「Sales Marker(セールスマーカー)」を開発・提供するCrossBorderは、SalesforceのビジネスアプリマーケットプレイスであるSalesforce AppExchange上で「Sales Marker App」を提供開始することを発表した。

Sales Markerについて
Sales Markerは、約500万法人の企業データベースとインテントデータ(興味関心データ)を組み合わせて活用できるBtoBセールスインテリジェンス。商談・受注に至る可能性が高い、インテント(興味関心)の高まったターゲット企業に対してマルチチャネルでアプローチする営業手法「インテントセールス」を可能にする。
Sales MarkerとSalesforce連携で実現できること

1. インテント(興味関心)が高まった企業をSalesforceに通知する
Sales Markerでは、企業のインテント(興味関心)を分析してスコアを算出する「シグナルスコア」と、そのなかでも成約確度の高い企業を検知する「セールスシグナル」の機能を備えている。この情報をもとに、インテント(興味関心)の高まった企業をSalesforceに通知することが可能。
2. リード(個人)の情報に企業情報を自動付与
Sales MarkerとSalesforceの連携による「リードエンリッチメント」機能は、Salesforce上でリードの作成や更新を行った際に、Sales Markerが持つ約500万法人の企業データベースをもとにした高精度な企業名の名寄せや正規化のほか、各種企業情報を該当リードへ付加する機能。これにより、獲得リードの自動的なターゲット判定はもちろん、ABM(Account Based Marketing)などのターゲティング戦略において、自社がリーチできていない企業を特定することにも活用できる。
また、企業のインテント(興味関心の高さ)をもとにした「シグナルスコア」もSalesforceに連携されるため、MAツールのナーチャリングスコアに組み込むことでシナリオメールの判定基準にしたり、ハウスリストへのコールドコールの優先順位づけに役立てたりすることも可能。

3. 約500万法人の企業データベースをSalesforceでの新規レコード作成に活用
「Sales Marker Form」機能では、企業名や法人番号などの企業情報からSales Marker内の企業情報を呼び出し、リードや取引先として新規レコードを作成することができ、次のシーンで効果的に活用できる。

- 手動で新規レコードを作成したい
リードエンリッチメント機能によって企業情報の付加を自動化することも可能だが、目視確認のうえで人手で登録を行いたいケースもある。約500万法人の企業データベースを有するSales Marker Formを使えば、Salesforceへの企業情報の登録・作成が、手動であっても容易かつ正確に行えるようになる。
- 手作業による表記ゆれや登録ミスをなくしたい
ウェブ検索など手作業による調査をする場合には表記ゆれや登録ミスなどが起こる可能性があり、余計な工数を発生させることにもつながるが、Sales Marker Formでこれらの課題を解決することが可能。