インタツアーは、23卒~26卒学生を対象とした調査「業界別イメージ調査 不動産デベロッパー編」の結果を発表した。
調査概要
「23卒・24卒・25卒・26卒対象 業界別イメージ調査 不動産デベロッパー編」
- 調査機関:インタツアー
- 調査対象者:インタツアー登録の23卒・24卒・25卒・26卒大学生
- 調査母数:1万1,772名(文系学生1万411名、理系学生1,361名)
- 回答数:846名(23卒264名、24卒390名、25卒157名、26卒35名)
- 調査方法:「インタツアー」マイページからのアンケート依頼
- 調査期間:2022年5月16日~2022年5月23日
調査結果
不動産デベロッパーのプラスイメージをたずねた。「安定している」(38.2%)がもっとも多く、「給料が高い」(27.9%)「社会貢献度が高い」(25.2%)「優秀な人材が多い」(23.8%)と続いた。
また、「自分が成長できる」(16.1%)「スキルが身につく」(11.0%)など、人材としての成長面にもプラスの評価があった。
自由記述では、「街づくりに携われる」「やりがいがある」「仕事の規模が大きい」「社会貢献ができる」「かっこいい」といった仕事の規模や内容の魅力に触れる回答が見られた。
不動産デベロッパーのマイナスイメージをたずねた。「全国転勤がある」(39.6%)がもっとも多く、「ワークライフバランスが取れない」(27.3%)「昔ながらの文化がある」(24.2%)と続いた。一方、「スキルが身につかない」(3.3%)、「自己成長ができない」(2.8%)といったイメージは少なかった。
自由記述では、「激務」「忙しい」「大変」「しんどい」「きつい」といった働き方の負荷に触れる回答が見られた。
不動産デベロッパーの具体的な仕事のイメージについて、自由回答からキーワードを集計した。その結果、「開発」(18.3%)、「不動産」(14.5%)、「営業」(13.2%)のキーワードが多く見られた。
「開発」に関連して「都市開発」「リゾート開発」「土地・不動産開発」といった具体的な内容や、「大規模なプロジェクト・仕事」「まちづくり」といったキーワードも見られた一方、17.6%が「わからない」と回答した。
不動産デベロッパーの企業の選考を受けるかどうかたずねた。「受けようと思っている(受けた)」と答えた学生は6.6%、「受けるかもしれない」は24.9%と、計31.5%の学生が不動産デベロッパーの企業の選考を検討していることがわかった。
不動産デベロッパーの具体的な企業の名前についてたずねた。大手の「三井不動産」「三菱地所」「住友不動産」などのほか、商業・オフィスビルデベロッパーの「森ビル」「ヒューリック」、商業施設デベロッパーの「イオンモール」などの名前が挙がった。