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「シームレスな出張」のために必要なデータ連携 コンカー、JapanTaxi、ユナイテッド航空が登壇

2019/06/25 07:00

 2019年5月、企業の出張宿泊管理のエンド・ツー・エンド・ソリューションを提供するHRS Japan株式会社が「Corporate Lodging Forum」を開催。テーマは、出張管理領域におけるテクノロジー活用。本稿ではパネルディスカッション「プロセスや各種サービスへのアクセスをシンプルにするために、サービスプロバイダーとどのように繋げていくのか?」の模様をダイジェストでお伝えする。

Concurにつながる出張者情報

 「プロセスや各種サービスへのアクセスをシンプルにするために、サービスプロバイダーとどのように繋げていくのか?」と題したパネルセッションには、事業会社としてファーストリテイリング安達貴裕氏が登壇。つながっていくサービスプロバイダーとしての立場で、株式会社コンカー事業開発部トラベル事業推進室・冨田千恵氏、ユナイテッド航空会社法人・個人旅客営業部の佐久光俊氏、JapanTaxi株式会社配車UX事業部・上原達也氏、メリディアン株式会社ビジネスディベロップメント・瀧田豪氏がパネリストとして参加。HRS Japan株式会社法人営業本部長の川上厚実氏がモデレーターを務めた。

 
HRS Japan株式会社 法人営業本部長 川上厚実氏

 まず「さまざまな出張サービスプロバイダーをつながっていくそういうことをしていますか?」と川上氏が会場に問いかけるところからセッションはスタートし、会場では約60%が「はい」と回答。登壇者は、それぞれの出張に関するかかわりかたや自社の紹介を行った。

冨田(コンカー) 1990年代、はじめは人と人がつながるところからで、まずは企業に一括請求ができるというレベルでした。APIでデータ連携していきたいという話が外資系から出始めたのは90年代後半でしたが、限界がありました。いまはいろんなものがつながっていくようになりました。交通系ICと飛行機の領収書を読み取れたり、いろんなテクノロジーがでてきましたよね。

佐久(ユナイテッド航空) 当社は、米国本社の外資系航空会社です。日本からは9都市に飛行機を飛ばしており、業務出張での利用も多いです。チームでは法人と業務出張をメインで取り扱うような代理店と仕事しています。GDSという飛行機の座席を予約するシステムが発達した業界でもあります。このシステムを通じて、コンカーや代理店とつながってきました。

上原(JapanTaxi) JapanTaxiというアプリを提供しています。現在、日本にあるタクシー車両の3分の1とアプリがつながっています。コンカーとも連携しており、アプリでタクシーに乗って、登録したクレジットカードで料金を払い、この決済情報がコンカーに自動反映されます。どこからどこまで利用して、いくらだったか手入力による経費精算の必要がなくなる世界になってきています。

瀧田(メリディアン) 当社は、かんたんに言うと海外の税金の還付手続きの代行を担っている会社です。通常出張者は、ルーム料金+海外の消費税(VAT)を支払っています。Concur Expenseという経費精算のプラットフォームとデータ連携もしています。出張者が飛行機に乗り、ホテルに宿泊した情報が、請求書・領収書の写真のアップロードになども活用し一元化することができるんですね。税金の還付をするとき、情報はひとつに集約されているかたちになっているので、データ連携はかなりメリットを感じています。

 
メリディアン株式会社 ビジネスディベロップメント グローバルセールスエグゼクティブ 瀧田豪氏

安達(ファーストリテイリング) Concur Expenseは全世界で使っています。Concur Travelは現在アメリカと日本でのみ、そのほかの国は現在導入中です。ユナイテッド航空様とはGDS経由ではありますが、契約料金を反映いただいています。メリディアン様とはまさにいま、取り組みの最中です。Concur Expenseと連携して、VAT還付の金額シミュレーションなどを行っています。そして、JapanTaxi様。残念ながら日本ではタクシー利用を推奨していないので、Concurにつなげるかどうかは個人の判断で行っているという状況ですね。

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