SHOEISHA iD

※旧SEメンバーシップ会員の方は、同じ登録情報(メールアドレス&パスワード)でログインいただけます

SalesZine Day(セールスジン・デイ)とは、テクノロジーで営業組織を支援するウェブマガジン「SalesZine」が主催するイベントです。 丸1日を通してSales Techのトレンドや最新事例を効率的に短時間で網羅する機会としていただければ幸いです。

  • 前回のSalesZine Dayのセッションの様子をレポート記事でお読みいただけます。

  • 過去開催時のイベントテーマをまとめてご覧いただけます。

直近開催のイベントはこちら!

企業の競争力を高める「営業DX」とは? 日本の営業組織の未来を探る powered by SalesZine

2024年4月18日(木)14:00~15:30

常に高い売上目標を達成し続けなければいけない営業組織。先行きの見通しが立たない時代においても成果を挙げるためには、過去の経験にとらわれず、柔軟に顧客や時代に合わせて変化し続けなければなりません。変化に必要なのは、継続的な学びであり、新たなテクノロジーや新たな営業の仕組みは営業組織の変化を助け、支えてくれるものであるはずです。SalesZine編集部が企画する講座を集めた「SalesZine Academy(セールスジン アカデミー)」は、新しい営業組織をつくり、けん引する人材を育てるお手伝いをします。

お申し込み受付中!

あたらしい「はたらく」を考える

ベネッセが推進する圧倒的社員目線の働き方改革 勤怠管理ツールを自社開発した理由に迫る

  • Facebook
  • Twitter
  • Pocket
  • note
  • hatena

 新型コロナウイルス感染拡大を受け、多くの企業がこれまで「当たり前」としてきた働き方の再考を迫られている。テレワークやDXの推進=働き方改革である、とひとくくりにされがちだが、企業によって規模や文化が違うように「働き方改革」の内情は三者三様だ。教育業界のリーディングカンパニーであるベネッセでは「新しい働き方ガイドライン」を提唱し、中でも、多様な働き方に合わせた運用のために勤怠管理ツールは自社で開発したという。徹底的な「社員目線」の元、現在も社員と会社双方にとって最適な働き方を探り続ける、同社に話をうかがった。

  • Facebook
  • Twitter
  • Pocket
  • note
  • hatena

在宅勤務からハイブリッド勤務へ ベネッセの働き方の変遷

――働き方の変革があったタイミングとその背景を教えてください。

市川(人財支援部 労務課) 当社では以前よりワークライフバランスを重視しており、1995年にスーパーフレックス制度を導入し、2009年には在宅勤務制度を導入しています。それ以降の大きな転換期は……やはり今年4月の緊急事態宣言ですね。 緊急事態宣言直後はほぼ全員が在宅勤務へ転換し、緊急事態宣言の解除後以降は、出社と在宅を組み合わせた「ハイブリッド勤務」を推進しています。

――在宅勤務、そしてその後のハイブリッド勤務への移行はスムーズだったのでしょうか。

市川 比較的スムーズに進んだ印象です。社長を座長として、各組織のトップが集まる「新型コロナウイルス対策会議」が週2回ほど開催されていました。そこでの決定事項は、即座に全社共有されるような状態でしたので、緊急事態宣言にともなって全社が在宅勤務に切り替わる際も、スムーズに移行できたように感じています。

――「新しい働き方ガイドライン」に関して、策定から実施までの経緯を教えていただけませんか。

市川 緊急事態宣言が解除された6月、「新しいベネッセとしての働き方はハイブリッド勤務である」ということを社内に推進していくタイミングで、この「新しい働き方ガイドライン」をリリースしました。

 ガイドラインの内容は、新型コロナウイルス対策本部の場を活用して、人事部門や総務部門、IT部門などの各部門の力を合わせて作り上げていきました。具体的には、「新しい働き方」へ転換していく中で、各部門が「社員にお願いしたいこと」を集約し、まとめたものをリリースしました。

 もともと、当社では2009年より在宅勤務を導入していたため、在宅勤務に関するガイドラインはすでに作成されていました。そうしたもともとの地盤も、違和感なくスムーズな移行を実現した一因だと思っています。

――既存の基礎があり、それらを固めていくような進め方をされたんですね

市川 そうですね。また、出社率の低下を考慮し、通勤手当は定期額支給から実費精算制へ転換し、社内託児所制度の見直しなども行っています。その分、在宅勤務の環境向上のための手当てを導入するなど、会社の原資の使い方と社員サービスを組み替えていく作業も並行して行っています。ITの側面では、ハイブリッド勤務下での生産性向上を支援する目的で、勤怠・働き方の共有ツールを自社で開発し、導入しました。

勤怠共有ツール チームメンバーの作業場所や健康状態などが一目で分かる仕様

次のページ
勤怠管理ツールを内製したワケ 既存システムとの互換性が鍵に

この記事は参考になりましたか?

  • Facebook
  • Twitter
  • Pocket
  • note
  • hatena
あたらしい「はたらく」を考える連載記事一覧

もっと読む

この記事の著者

SalesZine_編集部(セールスジンヘンシュウブ)

Sales Techに関する情報をお届けします!

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

この記事は参考になりましたか?

この記事をシェア

  • Facebook
  • Twitter
  • Pocket
  • note
  • hatena
SalesZine(セールスジン)
https://saleszine.jp/article/detail/2048 2020/12/11 07:00

Special Contents

AD

Job Board

AD

おすすめ

アクセスランキング

アクセスランキング

イベント

SalesZine Day(セールスジン・デイ)とは、テクノロジーで営業組織を支援するウェブマガジン「SalesZine」が主催するイベントです。 丸1日を通してSales Techのトレンドや最新事例を効率的に短時間で網羅する機会としていただければ幸いです。

2024年4月18日(木)14:00~15:30

イベントカレンダーを見る

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

アクセスランキング

アクセスランキング