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営業の仕事は「売る」ことなのか? 「Buyer Enablment」をめぐる冒険

2024年7月12日(金)13:00~18:20

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「新しい営業職」への転職者、3年で3.29倍に 3人にひとり以上が異業種×異職種出身/リクルート調査

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 リクルートは、「新しい営業職」に関する求人と転職の動向について調査を実施。その結果を発表した。

※2018年頃から求人が増加し始めているインサイドセールス、フィールドセールス、カスタマーサクセスのことを「新しい営業職」と定義している。

調査概要

調査方法:「リクルートエージェント」求人データの分析

調査対象:「リクルートエージェント」求人データ

有効回答数:非公開

調査実施期間:2023年9月~2023年11月

調査機関:リクルート

インサイドセールス、フィールドセールス、カスタマーサクセスの求人増加時期や背景

「インサイドセールス」

 2019年頃に増加。同時期にSaaS系サービスを中心とするサブスクリプション型サービスが増え始めたことで、製品やサービスの導入提案を行うインサイドセールス求人が増加

「フィールドセールス」

 2019年頃から求人が出始め、2021年頃から求人が徐々に増加。インサイドセールスなどの取り組みにより商談機会が増加し、交渉や契約のクロージングを専任で行うフィールドセールス求人が増加

「カスタマーサクセス」

 2021年頃に増加。2019年頃から増え始めたSaaS系サービスを中心とするサブスクリプション型サービスの利用継続率維持、追加提案のための顧客フォローニーズが高まり、受注後のサポートを担うカスタマーサクセス求人が増加

営業職の転職者推移 「新しい営業職」への転職者は3年で3.29倍に増加

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「リクルートエージェント」における営業職の転職者推移を見ても、「新しい営業職」への転職者が増加傾向にあることがわかる。2019年度を1とした場合、2022年度の転職者数は 3.29倍となっており、営業職全体の転職者数(1.36倍)と比較して大きく伸長している。

「新しい営業職」への越境転職割合 3人にひとり以上(33.8%)が異業種×異職種出身者

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 2018年度時点では17.6%であった「異業種×異職種」から「新しい営業職」への転職割合は、2022年度に33.8%(+16.2pt)まで増加。ほかのパターンとは異なり、2018年度比較で唯一割合が増加しているパターンとなった。

「異業種×異職種」から「新しい営業職」への越境転職事例

接客・販売経験者→インサイドセールス

 来店した顧客に対して商品やサービスをわかりやすく説明するなど、初対面の顧客との折衝経験がインサイドセールスとの親和性があり、活躍可能性がある

エンジニア経験者→カスタマーサクセス

 近年増加しているSaaS系のサービスは、インターネットを介してサービスが提供されるため、顧客フォロー時にITの知識が活かされる場面が多く、カスタマーサクセスとして活躍可能性がある

人事・経理・施工管理など専門職経験者→カスタマーサクセス

 業界や分野に特化して顧客フォローを実施するため、専門的な知見が活かされる場面が多く活躍可能性が高い。たとえば人事系のサービスであれば人事経験者、会計系のサービスであれば経理経験者、建設業界向けのサービスであれば施工管理経験者など、専門的な知見を活かすことで、カスタマーサクセスとして活躍可能性がある。

営業職から営業以外の職種に転職する人は36.9% 3人にひとり以上が職種を越境したキャリアを選択

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営業経験者の転職先職種割合を見ると、次のキャリアとして再び営業職に転職する割合は 63.1%、営業以外の職種に転職する割合は36.9%となっている。営業以外の職種への転職者割合は2013年度比較で7.9pt増加しており、営業経験者が営業以外のキャリアを選択できる可能性が広がっていることが見て取れる。

営業職から経営企画、SE、経理などの専門職への転職が増加

営業経験者の営業職以外への転職において、近年、「経営企画・事業企画・業務企画・コンサルタント」「SE」「経理・財務」などの専門職への転職事例が増加している。

営業経験者が企業側から評価される要素や、個人が志望する理由

「経営企画・事業企画・業務企画・コンサルタント」

  • 企業が評価する、営業経験者が持つ要素

    顧客折衝経験・課題設定スキル・課題遂行スキル・数値分析スキルなど

  • 個人側の転職理由

    経営に近い立場で会社を支えたい・より難易度の高い業務に携わり成長したい・年収を上げたいなど

「SE」

  • 企業が評価する、営業経験者が持つ要素

    計画立案スキル・課題遂行スキル・調整スキル(他者を巻き込む力)・学び続けるスタンスなど

  • 個人側の転職理由

    専門性を身につけ、自律的に仕事を選択(コントロール)できるようになりたい・リモートワークなど柔軟性の高い働き方を実現したい・成長市場であるIT産業に携わりたいなど

「経理・財務」

  • 企業側が評価する、営業経験者が持つ要素

    情報処理スキル・課題遂行スキル・調整スキル(他者を巻き込む力)など

  • 個人側の転職理由

    経営に近い立場で会社を支えたい・ヒト、モノ、カネにおける「カネ(経営資金)」の管理に携わり会社の成長に貢献したい・言語化できるような専門的なスキルを身につけたいなど

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