インサイドセールス(内勤営業)専門の人材紹介を行っているブライトシーンは、インサイドセールス経験者を対象に「インサイドセールスの特徴」に関する調査を実施した。
調査概要
「インサイドセールスの特徴」に関する調査
- 調査期間:2023年6月16日~2023年6月18日
- 調査方法:リンクアンドパートナーズが提供する調査PR「RRP」によるインターネット調査
- 調査人数:1,003人
- 調査対象:調査回答時にインサイドセールス経験者と回答したモニター
- モニター提供元:ゼネラルリサーチ
インサイドセールスの特徴、「勤務場所・時間の自由さ」という回答割合が多い結果に
「インサイドセールスの特徴として、当てはまると思うものを教えてください(複数回答)」と質問したところ、「直接訪問をしない営業活動(45.5%)」と回答した人がもっとも多く、次いで「どのような場所からでも行うことができる(42.7%)」「フィールドセールスよりも時間に自由が利く(38.9%)」「業務の幅が広い(26.8%)」「顧客とフィールドセールスの双方とやり取りを行う(22.7%)」が続いた。
インサイドセールスで実現できる働き方は「自宅が職場となる」「復職しやすい」など
「インサイドセールスでかなえられる働き方として、当てはまると思うものを教えてください(複数回答)」と質問したところ、「自宅が職場となる(44.1%)」と回答した人がもっとも多く、次いで「復職しやすい(32.2%)」「出産や育児、介護などが必要でも働くことができる(31.7%)」「シニアが活躍できる(30.1%)」「業務委託や起業など企業に所属しない働き方を選ぶことができる(28.1%)」が続いた。
約4割が「高度な営業活動を行うにはスキルを持った社員が必要」と回答
「インサイドセールスのメリットとして当てはまるものを教えてください(複数回答)」と質問したところ、「多くのコンタクトが取れる(44.6%)」と回答した人がもっとも多く、次いで「各営業プロセスにおいてスピーディーな応対や提案ができる(40.9%)」「分業化により見込み客の分析などに専念できる(35.8%)」「社員の人件費などの経費削減に繋がる(30.8%)」「外注できる(19.1%)」が続いた。
また、「インサイドセールスのデメリットとして当てはまるものを教えてください(複数回答)」と質問したところ、「高度な営業活動を行うにはスキルを持った社員が必要(41.4%)」と回答した人がもっとも多く、次いで「営業支援ツールの整備投資が必要(34.6%)」「業務範囲が曖昧(商談~受注などの営業プロセス)(32.0%)」「情報共有や連携力など組織マネジメントの確立が必要(30.8%)」「国内にはインサイドセールスを導入している企業がまだまだ少ない(24.1%)」が続いた。
6割以上が「フィールドセールスが苦手でもインサイドセールスなら活躍できると思う」と回答
次に、外勤営業であるフィールドセールスとの違いを調査した。「フィールドセールスが苦手でもインサイドセールスなら活躍できると思いますか?」と質問したところ、「とてもそう思う(19.0%)」「ややそう思う(42.1%)」を合わせて6割以上の人が、フィールドセールスが苦手でもインサイドセールスなら活躍できると思っていることが明らかとなった。
「インサイドセールスはフィールドセールスと性質が異なると思いますか?」と質問したところ、「大きく異なると思う(34.9%)」「やや異なると思う(56.8%)」を合わせて9割以上の人が、フィールドセールスとインサイドセールスでは性質が異なると回答した。
また、「インサイドセールスはフィールドセールスと比較して、どのような性格の方に向いていると思いますか?(複数回答)」と質問したところ、「営業(外回り)もデスクワークも好き(42.2%)」と回答した人がもっとも多く、次いで「失敗しても前向きに考えられる(36.3%)」「対面よりもリモートでのやり取りが好き(35.5%)」「チャレンジ精神が旺盛(26.4%)」「まめ(16.3%)」が続いた。