「リサピー」を運営するIDEATECHは、BtoB企業のマーケティング担当者326名を対象に、「【2025年版】BtoBマーケティングの施策別CPAに関する実態調査」を実施した。
調査概要
- 調査名称:【2025年版】BtoBマーケティングの施策別CPA実態調査
- 調査方法:IDEATECHが提供するリサーチデータマーケティング「リサピー」の企画によるインターネット調査
- 調査期間:2025年3月17日〜同年3月18日
- 有効回答:BtoB企業に勤めるマーケティング担当者326名
※合計を100%とするため、一部の数値について端数の切り上げ処理を行っている。そのため、実際の計算値とは若干の差異が生じる場合がある。
※参考:【2024年版】BtoBマーケティングの施策別CPAに関する実態調査
実施している有料のマーケティング施策、約半数が「広告」と回答

「Q1.あなたの会社が現在実施している有料のマーケティング施策を教えてください(複数回答)」(n=326)と質問したところ、「広告」が44.8%、「展示会」が40.2%、「セミナー/ウェビナー」が39.0%という回答となった。
マーケティング施策の目標CPA(リード獲得単価)、「5,000円~10,000円未満」が21.8%で最多

「Q2.マーケティング施策の目標CPA(リード獲得単価)を教えてください」 (n=326)と質問したところ、「5,000円~10,000円未満」が21.8%、「10,000円~15,000円未満」が15.3%という回答となった。
マーケティング施策の実際のCPA(リード獲得単価)、「5,000円~10,000円未満」が21.2%

「Q3.マーケティング施策の実際のCPA(リード獲得単価)を教えてください」(n=326)と質問したところ、「5,000円~10,000円未満」が21.2%、「10,000円~15,000円未満」が16.3%という回答となった。
約半数がCPAの高騰を実感

「Q4.あなたの会社では直近1年間でCPA(リード獲得単価)に変動はありますか」(n=326)と質問したところ、「非常に高騰している」が8.9%、「やや高騰している」が35.6%という回答となった。
CPAの低下とともに、60%がリードの質(商談化率や成約率)も低下していると回答

Q4で「非常に低下している」「やや低下している」と回答した人に、「Q5.リードの質(商談化率や成約率)はどう変化しましたか」(n=20)と質問したところ、「少し低下した」が40.0%、「かなり低下した」が20.0%という回答となった。
CPAが高騰している施策、第1位「セミナー/ウェビナー」

Q4で「非常に高騰している」「やや高騰している」と回答した人に、「Q6.どの施策でCPAが高騰したと思いますか(複数回答)」(n=145)と質問したところ、「セミナー/ウェビナー」が53.1%、「アフィリエイト/外部メディア掲載」が46.9%、「広告」が44.8%という回答となった。
今後強化したい施策、約6割が「SNS施策の強化」と回答

Q4で「非常に高騰している」「やや高騰している」と回答した人に、「Q7.CPA(リード獲得単価)高騰に伴い、今後強化していきたい施策はなんですか(複数回答)」(n=145)と質問したところ、「SNS施策の強化」が55.9%、「SEO施策の強化」が52.4%、「CRM施策の強化」が47.6%という回答となった。
「広告媒体の適正化」や「使用用途の明確化」などを強化する予定も
Q7で「特にない」「わからない/答えられない」以外を回答した人に、「Q8.CPAを改善するために、具体的にどのような施策を強化する予定ですか(自由回答)」(n=138)と質問したところ、「広告媒体の適正化」や「使用用途の明確化」など56の回答を得た。
<自由回答・一部抜粋>
- 広告媒体の適正化
- 使用用途の明確化
- 生成AIの活用、内製化
- マーケティングの見直し
- セキュリティに特化した商品の強化
- 作業効率を上げるためのAI化
- 営業スキームの効率化
- SNS活用を中心とした効率的な広報戦略
- 営業職のスキル向上による人件費削減
- ロボテックを使用した提案書等作成時間の短縮による残業代金の軽減