「リサピー」を運営するIDEATECHは、BtoB中小企業(従業員数10名〜300名未満)に勤務するマーケティング担当者106名を対象に、BtoB企業のエンプラリード獲得の難しさに関する実態調査を実施した。
1ヵ月あたりのリード獲得施策にかけている費用、「30万円未満」が25.5%、「50万円~100万円未満」が16%
「Q1.あなたの企業の一ヶ月あたりのリード獲得施策にかけている費用について教えてください。(n=106)」と質問したところ、「30万円未満」が25.5%、「50万円~100万円未満」が16%という回答となった。
実施しているリード獲得の施策、第1位「コンテンツマーケティング(お役立ち資料/WP発信や活用)」、第2位「SEO」
「Q2.あなたの企業が行っているリード獲得の施策について教えてください。(複数回答、n=106)」と質問したところ、「コンテンツマーケティング(お役立ち資料/WP発信や活用)」が29.2%、「SEO」が28.3%、「リスティング広告」が27.4%という回答となった。
6割以上のマーケティング担当者が、エンタープライズ企業のリード獲得が「難しい」と回答
「Q3.あなたは、エンタープライズ企業のリード獲得が難しいと思いますか。(n=106)」と質問したところ、「非常にそう思う」が28.3%、「ややそう思う」が35.8%という回答となった。
エンタープライズ企業のリード獲得に課題を感じている理由、「社内のリソース不足」、「マーケティング施策に関するノウハウ不足」が上位
Q3で「非常にそう思う」「ややそう思う」と回答した人に、「Q4.エンタープライズ企業のリード獲得に課題を感じている理由を教えてください。(複数回答、n=68)」と質問したところ、「社内のリソース不足」が63.2%、「マーケティング施策に関するノウハウ不足」が61.8%、「企業ブランドの認知力不足」が48.5%という回答となった。
「費用をかけても効果が得られない」「リスト数が絶対的に不足している」などの声も
Q4で「わからない/答えられない」以外を回答した人に、「Q5.Q4で回答した以外に、エンタープライズ企業のリード獲得に課題を感じている理由があれば、自由に教えてください。(自由回答、n=68)」と質問したところ、「費用をかけても効果が得られない」や「リスト数が絶対的に不足している」など26個の回答を得ることができた。
<自由回答・一部抜粋>
- 費用をかけても効果が得られない
- リスト数が絶対的に不足している
- 業界が縮小している
- どこに潜在顧客がいるかわからない
- 横展開が難しい(同じ企業の別の担当者に展開できない)
- 社員の教育と、質の向上
エンタープライズ企業のリードを獲得するために今後注力したい施策、第1位「コンテンツマーケティング(お役立ち資料/WP発信や活用)」
「Q6.エンタープライズ企業のリードを獲得するために今後注力したい施策について教えてください。(複数回答、n=106)」と質問したところ、「コンテンツマーケティング(お役立ち資料/WP発信や活用)」が32.1%、「アウトバウンド」が22.6%、「SEO」が20.8%という回答となった。
コンテンツマーケティングに注力したい理由、「確度の高いリードが取れるから」、「自社の権威性や専門性のアピールになるから」が上位
Q6で「コンテンツマーケティング(お役立ち資料/WP発信や活用)」と回答した人に、「Q7.コンテンツマーケティングに注力したいと考える理由について教えてください。(複数回答、n=34)」と質問したところ、「確度の高いリードが取れるから」が50%、「自社の権威性や専門性のアピールになるから」が50%、「費用を抑えて実施できるから」が47.1%という回答となった。
「効果がわかりやすい」「ファン化ができる」などの声も
Q7で「わからない/答えられない」以外を回答した人に、「Q8.Q7で回答した以外に、コンテンツマーケティングに注力したいと考える理由があれば、自由に教えてください。(自由回答、n=34)」と質問したところ、「効果がわかりやすい」や「ファン化ができる」など13個の回答を得ることができた。
<自由回答・一部抜粋>
- 効果がわかりやすい
- 日々模索しています。なかなかすぐに結果が出ないので模索を継続していきます
- ファン化ができる
- 今後の社員の生産性向上を目標として
- 内製でできなくないから
【調査概要】
調査名称:BtoB企業のエンプラリード獲得の難しさに関する実態調査
調査方法:IDEATECHが提供するリサーチデータマーケティング「リサピー」の企画によるインターネット調査
調査期間:2024年9月26〜30日 有効回答:BtoB中小企業(従業員数10名〜300名未満)に勤務するマーケティング担当者106名
※構成比は小数点以下第2位を四捨五入しているため、合計しても必ずしも100とはならない