客家が中小企業の経営者326名を対象に、「会議の無駄」に関する調査を実施した。
会議の無駄、1位は「会議の目的が明瞭でない」
「あなたの企業の会議の無駄だと思うことを教えてください」と尋ねると、「会議の目的が明瞭でない」が35.9%、「定められた時間をオーバーする」が30.4%、「決定すべきことが決まっていない」が30.1%という結果に。
また、冒頭の質問のほかにも無駄があるかを質問したところ、「意見が出ない」「話が脱線する」など144種類の回答が得られた。
自由回答・一部抜粋
- 意見が出ない
- 報告ですむような議題が多い
- 参加者の準備不足
- 話が脱線する
- 聞くだけの会議
- トップの方向性がない
- 社長が一人で喋っている
約8割が売上・生産性向上のために「会議の改善」を希望
「あなたの企業の売上・生産性を向上させるために『会議』を改善していきたいと思いますか」と尋ねると、「非常にそう思う」が39%、「ややそう思う」が41.7%という結果に。
会議改善の障壁、最多は「売上に直結しないため後回しになる」で28.9%
会議の改善に必要性を感じている回答者を対象に改善にあたっての障壁を尋ねると、「売上に直結しないため後回しになる」が28.9%、「改善方法がわからない」が28.5%、「会議改善のための人員がいない」が25.9%という結果に。
また、前問の回答以外の要因を尋ねる設問では、「会議を上手く進められるお手本がいない」「社内のコンセンサスづくり」など162の回答が得られた。
自由回答・一部抜粋
- トップの意識改革。
- 改善しようとする人の意識が必要
- 改善費などの資金調達
- 各個人のスキル向上や意識の改革
- 会議を上手く進められるお手本がいない
- 参加メンバーの意識向上
- 社内のコンセンサスづくり
調査概要
- 調査期間:2021年12月2日~4日
- 有効回答:従業員数30~100人の中小企業の経営者326名