ネオマーケティングと、ネオマーケティングのグループ会社であるセールスサポートは、男女1000人を対象に「新型コロナウイルス感染拡大前後のBtoB企業のマーケティング活動」に関する調査を実施した。
費用対効果で満足度の高い「ストック型のオンライン施策」
「コロナ後実施して、費用対効果に満足している施策」を尋ねると、コンテンツマーケティングが45.8%ともっとも多く、次いでオウンドメディアが44.4%、SNSマーケティングが43.2%、SEOが41.8%という結果に。コンテンツをストックとして活用し、継続的な効果を生み出す施策が費用対応効果で満足されていることが推察できる結果に。
8割以上がコロナ禍でビジネスに影響あり 6割が「マイナスの影響を受けた」
新型コロナウイルス感染拡大による、BtoB企業への影響を尋ねる設問では、「影響を受けた」という企業が8割以上。具体的な影響を尋ねると、マイナスの影響を受けたという回答は計57.9%という結果に。
コロナ禍によるマイナス影響 最多は「既存顧客の取引額減少」で67.3%
新型コロナウイルスの感染拡大によって、BtoB企業が受けたマイナスの影響を詳しく尋ねる設問では、「既存顧客の取引額減少」が最多の67.3%、次いで「既存顧客の取引数減少」が52.3%、「商談・コミュニケーションの減少」が51.4%という結果に。
マーケティング・販促上の課題は「商談獲得」が39.3%と最多
コロナ禍における、マーケティング販促活動の課題を尋ねると、「商談獲得」が最多で39.3%、次いで「案件の引き合い・発注の減少」が36.9%、「営業との連携」「既存顧客の拡張」がそれぞれ33%と続いた。
売上を上げるために重要なのは「既存顧客のLTV」以上に「新規顧客獲得」
コロナ禍で売上を上げるためにもっとも重要なことを尋ねる設問では、「新規顧客獲得」が67.6%、「既存顧客のLTV向上」が32.4%という結果に。
64.1%が新規リード獲得に課題
新型コロナウイルス感染拡大後の新規リード獲得に関する課題感を尋ねると、リードの獲得に「課題を感じている」旨の回答は64%という結果に。
調査概要
- 調査の対象:BtoB事業を行う企業の販促マーケティング施策・予算策定に関与するアイリサーチ登録モニター
- 有効回答数:1,000名
- 調査実施日:2021年1月27日~2021年1月29日