スノーピークビジネスソリューションズは、週1日以上のリモート勤務会社員400人を対象に、リモート勤務に関する実態調査を実施した。
約9割がリモート勤務に「不満」 理由の1位は「コミュニケーションが減った」
リモート勤務に対して不満の有無を問うと、89.3%が「不満がある」と回答した。不満の理由を尋ねると、「会社の人とのコミュニケーションが減った」が58.3%ともっとも多く、次いで「チームワークに時間がかかる」が30.8%、「チームワークが減った」が28.3%と続き、チームワークの低下にも不満の声が集まった。
社内コミュニケーションへの不安度 上司は部下の1.2倍
リモート勤務による社内コミュニケーション量への不安の有無を尋ねると、全体の63.5%が「不安」と回答。上司と部下別で見ると、部下の不安が57%であったのに対して、上司の不安は70%と、上司の不安がより高い結果に。
リモート勤務中のマネジメント 上司も部下も「雑談のしづらさ」が最多
部下のマネジメントに関する悩みを尋ねると、「雑談レベルのコミュニケーションが取りにくい」が47.5%ともっとも多かった。また、上司からのマネジメントに関する悩みを尋ねると、「ちょっとしたアイディアを持ちかけるなどの雑談がしにくい」が37.5%と最多。
リモート下のマネジメント 上司と部下の意識には10ポイント前後のギャップ
上司と部下それぞれに、「マネジメントできているか・されているか」を尋ねると、67.5%の上司が「部下に適切な指示を出している」と回答し、部下目線で「上司は適切な指示を出してくれる」という回答は55%と、両者の間に12.5ポイントのギャップが生じていた。
調査概要
- 実施時期:2020年12月23日(水)~ 12月24日(木)
- 調査対象:週1日以上のリモート勤務をしている全国の20代〜50代の会社員男女400人
- (管理職上司200人、上司がいる部下200人)