LASSIC(ラシック)が運営する、「場所に依存しない働き方」を推進・支援する情報を発信するウェブメディア「テレワーク・リモートワーク総合研究所(テレリモ総研)」は、「リモートワークと求められる能力」というテーマでアンケート調査を実施した。
調査結果

「勤務形態がリモートワークの場合、成果を出すために必要なことはなんだと考えますか?」という質問をしたところ、1位は「スケジュール管理能力」(41.7%)、次いで「情報収集能力」(32.4%)、「自己管理力(セルフマネジメント)」(30.2%)と続いた。リモートワークでは「自律的に仕事を遂行するためのスキル」が上位に並んだ。

また「勤務形態がフル出社の場合、成果を出すために必要なことはなんだと考えますか?」と質問したところ、1位は「コミュニケーション力」(44.5%)で、次いで「チームワーク力」(27.7%)、「スケジュール管理力」(27.5%)と続いた。
フル出社では「コミュニケーション力」「チームワーク力」「交渉・調整力」といった「対人スキル」が重視されており、リモートワーカーとオフィス勤務者では「成果を出すために必要だと感じる能力」が異なることがわかった。
また、「コミュニケーション力」と「チームワーク力」について、リモートワークよりフル出社勤務のほうが「コミュニケーション力」は17.4ポイント、「チームワーク力」は16.6ポイント高い結果となった。
加えて「ストレス管理力」もフル出社勤務のほうが重視されているという傾向が見られた。
【調査概要】
調査期間:2025年4月8〜16日
調査対象:20歳〜65歳のテレワーク・リモートワークを経験したことがあるワーキングパーソン男女1,003名
調査方法:インターネット調査