一般社団法人プロティアン・キャリア協会は、2023年8月26日に開催する「プロティアンフォーラム2023~未来を創るパーパスの可能性~」開催にあたり、人事部門・キャリア支援者・経営陣他555人を対象にパーパスに関しての実態調査を実施した。
パーパスへの共感度は、経営陣・人事部門が高い結果に
「パーパスへどれくらい共感しているか」を職種別に集計した結果、経営陣、人事部門、キャリア支援者、その他部門(新規事業開発、営業等)の順に共感度が高い結果となった。
また、全体ではパーパスに共感している割合が53%となり、約半数はパーパスに共感していない、またはパーパスが設定されていない結果となった。
管理職のほうが非管理職よりもパーパスに共感している割合が高い
「パーパスへどれくらい共感しているか」を管理職、非管理職の区分で見ると管理職が59.6%、非管理職が49.6%と、10ポイント管理職が上回る結果となった。
企業規模が大きいほどパーパス設定の割合が高い傾向に
全体の組織パーパス設定割合は56.6%と、約半数の企業がパーパスを設定している結果となった。5,001名以上の企業規模では72.7%がパーパスを設定しており、企業規模が大きいほどパーパスの設定割合が高い傾向が見られた。
個人のパーパスが言語化されていると、企業のパーパスへの共感が2倍に
自身のパーパスの言語化が明確な人ほど、組織パーパスへの共感の割合が高まる傾向が見られた。また、パーパスが「言語化されていない」人の自社のパーパスへの共感割合が40.8%、「明確に言語化できている」人の自社のパーパスへの共感割合が72.8%と、約2倍近く共感割合が異なる結果となった。
アンケート回答者属性
2023年8月26日に実施する「プロティアンフォーラム2023~未来を創るパーパスの可能性~」のイベントへの応募フォームの回答者を対象にアンケートを実施している。
調査概要
- 調査概要:パーパスへの意識調査
- 調査方法:「プロティアンフォーラム2023~未来を創るパーパスの可能性~」への応募時のアンケート調査
- 調査期間:2023年7月11日〜2023年8月14日
- 対象者:イベント応募者
- 有効回答:555人