与信管理クラウドサービスを提供するリスクモンスター(以下、リスモン)は、ネットビジネスサポート(以下、NBS)と業務提携し、営業・マーケティング領域におけるデータ連携を強化し、企業の業容拡大を支援する取り組みを開始したことを発表した。

提携の背景と目的
リスモンは、企業の信用力を指標化した「RM格付」や反社・コンプライアンスリスクを可視化する「反社チェックヒートマップ」など、与信リスクやコンプライアンス領域に特化したクラウドサービスを提供し、企業の取引拡大を支援してきた。
一方、NBSは、企業の営業・マーケティング活動を支援する独自の企業データベース「Beegleデータ」を構築。企業の部署情報やビジネス特性など、SFA(営業支援システム)やCRM(顧客関係管理)との連携を実現している。
今回の提携により、両社の持つデータベースを連携させることで、与信・コンプライアンス情報と企業属性データの融合を実現。ターゲティングの精度と営業活動の質を高め、企業の戦略的営業・マーケティングを後押しする。
主な連携内容と提供価値
リスモン:「攻めモンスター」での高度ターゲティングを実現
営業支援サービス「攻めモンスター」にNBSの企業データベースを組み込み、部署情報や業種特性などの属性データとRM格付をかけ合わせたターゲット抽出が可能に。接触率・成約率の向上につながるリストの作成を支援する。
NBS:「クリックサーチ」上での審査機能を強化
NBSの企業データベースにリスモンの与信チェック・反社チェック機能を統合。営業現場での意思決定に必要な取引判断を、「クリックサーチ」上で行える環境を整備する。