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営業の仕事は「売る」ことなのか? 「Buyer Enablment」をめぐる冒険

2024年7月12日(金)13:00~18:20

常に高い売上目標を達成し続けなければいけない営業組織。先行きの見通しが立たない時代においても成果を挙げるためには、過去の経験にとらわれず、柔軟に顧客や時代に合わせて変化し続けなければなりません。変化に必要なのは、継続的な学びであり、新たなテクノロジーや新たな営業の仕組みは営業組織の変化を助け、支えてくれるものであるはずです。SalesZine編集部が企画する講座を集めた「SalesZine Academy(セールスジン アカデミー)」は、新しい営業組織をつくり、けん引する人材を育てるお手伝いをします。

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アーカス・ジャパン、Microsoft Copilotを有効活用する不動産業界向けCRMを提供

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 アーカス・ジャパンの不動産業界に特化したCRMソリューションは、Dynamics 365のプラットフォーム上に構築されている。Dynamics 365はマイクロソフトが開発した製品で、ExcelやWordなどのOffice各種ソフトに加え社内データベースなどあらゆるツールや情報を一元的に連携・統合が可能である。

 マイクロソフトは、AI技術に過去最大となる100億ドルを投じ、約30年ぶりとなるキーボードの刷新である「Copilotキー」の追加を2024年1月4日に発表。そのため、アーカス・ジャパンによる不動産ソリューションでも、今後公開されるMicrosoft Copilot(AI)との連携が可能になる。

不動産業界が抱える課題

 大手ポータルサイトの普及と不動産ツールのコモディティ化が進み、不動産業界は新規顧客との接触ポイント、すなわち「タッチポイント」が限られてきた。多くの不動産会社が同じ情報源を利用していることで、結果として似通ったマーケティング戦略をとることが多くなっている。

 また、多くの企業が同様のマーケティングアプローチを採用することから、“来店人数”や“売上単価の中央値・平均値”を変動させることが非常に困難な状況にあると言える。

 このような状況下では、接触した顧客を契約に導くための独自の価値提案を行い、契約のコンバージョン率を最大化することが重要である。

CRMを導入する7つのメリット

1.顧客情報の一元管理

 CRMは顧客に関する情報を一元的に管理することができ、必要なデータへのアクセスを迅速に行える。

2.販売・営業の効率化

 過去の取引履歴や顧客の購買傾向を把握することで、効果的な営業戦略やアプローチを練ることができる。

3.顧客満足度の向上

 顧客のニーズや要望、問題点を迅速に把握し、対応することで顧客満足度を向上させることができる。

4.業績分析の容易さ

 CRMを使用することで、売上、リード、顧客の獲得コストなどの重要な指標をリアルタイムで確認できる。

5.コミュニケーションの強化

 組織内の異なる部署間での情報共有が容易となり、連携を強化する。

6.顧客のライフサイクル管理

 顧客の購入段階に応じて適切なコンテンツやサービスを提供することができる。

7.リテンションの向上

 顧客との関係を継続的に深化させることで、長期的なロイヤルティの確立やリピート購入の促進が期待できる。

Microsoft Copilotを不動産ビジネスに活用するシーン想定

1.顧客対応の自動化と最適化

ーメール自動応答:顧客からのメールに対して、Copilotが内容を解析し、最適なテンプレートを使用して返信を自動生成する。

2.データ分析

ー物件データや顧客データなどを分析し、動向の変化などの洞察を提供する。

3.営業とマーケティングの最適化

ーリードスコアリング:潜在顧客のデータを分析し、購買可能性が高いリードを特定する。

ーカスタマイズされたマーケティングキャンペーン:顧客の好みや過去の行動を分析して、カスタマイズされたマーケティングメッセージを作成する。

4.契約と文書の管理

ー契約書の自動生成:過去の契約データを基に、新しい契約書のドラフトを作成する。

ー文書レビュー:AIが契約文書を解析し、エラーや改善点を指摘する。

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