SHOEISHA iD

※旧SEメンバーシップ会員の方は、同じ登録情報(メールアドレス&パスワード)でログインいただけます

SalesZine Day(セールスジン・デイ)とは、テクノロジーで営業組織を支援するウェブマガジン「SalesZine」が主催するイベントです。 丸1日を通してSales Techのトレンドや最新事例を効率的に短時間で網羅する機会としていただければ幸いです。

  • 前回のSalesZine Dayのセッションの様子をレポート記事でお読みいただけます。

  • 過去開催時のイベントテーマをまとめてご覧いただけます。

直近開催のイベントはこちら!

営業の仕事は「売る」ことなのか? 「Buyer Enablment」をめぐる冒険

2024年7月12日(金)13:00~18:20

常に高い売上目標を達成し続けなければいけない営業組織。先行きの見通しが立たない時代においても成果を挙げるためには、過去の経験にとらわれず、柔軟に顧客や時代に合わせて変化し続けなければなりません。変化に必要なのは、継続的な学びであり、新たなテクノロジーや新たな営業の仕組みは営業組織の変化を助け、支えてくれるものであるはずです。SalesZine編集部が企画する講座を集めた「SalesZine Academy(セールスジン アカデミー)」は、新しい営業組織をつくり、けん引する人材を育てるお手伝いをします。

お申し込み受付中!

SalesZine ニュース

企業がリスキリングに取り組んでいない理由1位は「予算がないから」 2022年調査と変動/月刊総務調査

  • Facebook
  • Twitter
  • Pocket
  • note
  • hatena

 総務専門誌『月刊総務』を発行する月刊総務は、全国の総務担当者を対象に「社員の学び(リスキリング)についての調査」を実施。その結果を発表した。

調査結果

7割以上の企業が「年次が上がるにつれて学びの機会が減っている」と回答

 年次が上がるにつれて、学びの機会が減っていると思うかたずねた。その結果、「とても思う」「やや思う」の合計が74.8%と、7割以上の企業が「年次が上がるにつれて学びの機会が減っている」と思っていることが明らかになった。

2022年調査より、「リスキリング」の認知度が27.7pt向上

「リスキリング」とはなにか知っているかたずねた。その結果、「よく理解している」「なんとなく理解している」の合計が78.6%と、2022年7月の調査結果(50.9%)から27.7pt増加した。

2022年調査より、「リスキリング」に取り組む企業が9.2pt増加

「リスキリング」に取り組んでいるかたずねた。その結果、「とても取り組んでいる」「やや取り組んでいる」の合計が35.9%と、2022年7月の調査結果(26.7%)から9.2pt増加した。

9割以上の企業がリスキリングの必要性を感じると回答

「リスキリング」の必要性を感じているかたずねた。その結果、「とても必要」「やや必要」の合計が96.1%と、2022年7月の調査結果(86.6%)から9.5pt増加した。

<リスキリングは必要だと思う理由>

  • 社会が非常に速いスピードで多様化しており、従業員に求められるスキルも多様化しているため
  • 新規事業展開やセカンドキャリア形成に必要
  • 社員が年齢だけを重ねて新しいスキルが身についておらず、新人を育てられそうな人材がいない
  • AI技術の進化により、職種・業務の変更に柔軟に対応することが必要だと感じたため
  • ジョブ型雇用が増えているため
<リスキリングは必要ないと思う理由>
  • 個人のやる気次第で、その気がない人に教育を施しても時間と労力、コストがかさむ
  • 業務内容による
  • リスキリングの前に、スキリングが必要だから
  • 自分での気づきで勉強しないと、過去の例から見ても効果が出にくい

リスキリングがとくに必要な年齢層、1位「40代」、2位「50代」、 3位「30代」

 どの年齢層のリスキリングがとくに必要だと思うかたずねた。その結果、「40代」(84.5%)がもっとも多く、「50代」(67.0%)、「30代」(54.4%)と続いた。

もっとも身につけさせたいスキルは「ITツールの活用」

 どんなスキルを身につけさせたいかたずねた。2022年調査では「プロジェクトマネジメント」(73.8%)がもっとも多くなった一方、2023年調査では「ITツールの活用(slackやzoom、営業管理ツール、基幹システムなど)」(59.6%)がもっとも多くなった。

リスキリングに取り組む理由は「業務効率化」「イノベーション創出」「デジタルリテラシーの底上げ」

「リスキリング」に取り組む理由をたずねた。その結果、「業務効率化のため」(70.3%)がもっとも多くなり、「イノベーションを起こすため」(56.8%)、「デジタルリテラシーを底上げするため」(54.1%)と続いた。

リスキリングに取り組んでいない理由1位は「取り組むための予算がないから」

「リスキリング」に取り組んでいない理由をたずねた。2022年調査では「何をすればよいかわからないから」(44.3%)がもっとも多くなった一方、2023年調査では「取り組むための予算がないから」(42.4%)がもっとも多くなった。

リスキリングの教育メニューは社員自身が学びたい内容を選択し、進捗管理も個人に任せている。

「リスキリング」の教育メニューをどのように決めているかたずねたところ、「会社が教育プログラムを用意している」が21.6%(2022年調査:31.0%)、「社員自身が学びたい内容を選択している」が78.4%(同69.0%)という結果になった。

 また、「リスキリング」の進捗管理をしているかたずねたところ、「個別の習熟度を管理している」が5.4%(同13.4%)、「個人に任せている」が94.6%(同85.7%)という結果になった。

「リスキリング」の実施における課題、1位は「時間の確保」

「リスキリング」の実施において課題に感じていることをたずねた。その結果、「時間の確保」(70.3%)がもっとも多くなり、「社員のモチベーション」(62.2%)、「教育プログラムの策定(何を学ぶか)」(56.8%)と続いた。

<「リスキリング」の実施において課題に感じていること>

  • リスキリング習得による新たな業務に取り組むチャンスが得られるかが問題
  • 社員のやる気を起こさせることと、学習の進捗度の把握が課題
  • 会社側が学ばせたい範囲と個人が学びたい範囲に差がある。その結果、時間・モチベーション・投資費用の考え方にも差が生まれている
  • 今の業務に必須のスキルにおいても学ぶ姿勢が見られない
  • 基本個人に任せているが、相談を受けた時に良きアドバイスができないこと

8割以上の企業で、「リスキリング」のひとりあたりの年間予算は「3万円未満」と回答

「リスキリング」のひとりあたりの年間予算をたずねた。その結果、「1万円未満」「1万円以上~3万円未満」の合計が81.0%と、2022年7月調査の64.3%から16.7pt増加し、ひとりあたりの年間予算が下がっていることが明らかになった。

調査概要

  • 調査名称:社員の学び(リスキリング)についての調査
  • 調査機関:月刊総務調査
  • 調査対象:『月刊総務』読者、「月刊総務オンライン」メルマガ登録者ほか
  • 調査方法: ウェブアンケート
  • 調査期間:2023年6月13日~2023年6月24日
  • 有効回答数:103件

この記事は参考になりましたか?

  • Facebook
  • Twitter
  • Pocket
  • note
  • hatena
関連リンク
この記事の著者

SalesZine編集部(セールスジンヘンシュウブ)

編集部です。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

この記事は参考になりましたか?

この記事をシェア

  • Facebook
  • Twitter
  • Pocket
  • note
  • hatena
SalesZine(セールスジン)
https://saleszine.jp/news/detail/5067 2023/08/08 05:00

Special Contents

AD

Job Board

AD

おすすめ

アクセスランキング

アクセスランキング

イベント

SalesZine Day(セールスジン・デイ)とは、テクノロジーで営業組織を支援するウェブマガジン「SalesZine」が主催するイベントです。 丸1日を通してSales Techのトレンドや最新事例を効率的に短時間で網羅する機会としていただければ幸いです。

2024年7月12日(金)13:00~18:20

イベントカレンダーを見る

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

アクセスランキング

アクセスランキング