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2024年4月18日(木)14:00~15:30

常に高い売上目標を達成し続けなければいけない営業組織。先行きの見通しが立たない時代においても成果を挙げるためには、過去の経験にとらわれず、柔軟に顧客や時代に合わせて変化し続けなければなりません。変化に必要なのは、継続的な学びであり、新たなテクノロジーや新たな営業の仕組みは営業組織の変化を助け、支えてくれるものであるはずです。SalesZine編集部が企画する講座を集めた「SalesZine Academy(セールスジン アカデミー)」は、新しい営業組織をつくり、けん引する人材を育てるお手伝いをします。

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Salesforce、2023年注目の7つのDXトレンドを発表 「トータルエクスペリエンス」へ投資増

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 セールスフォース・ジャパン(以下、Salesforce)は、「Mulesoftリサーチ 2023年 DXを実現するための7つのトレンド」の日本語版を公開した。

 経済の先行きが不透明な中、企業は新しい年に向けて効率的かつ持続可能な成長を優先している。SalesforceのMuleSoft事業によるレポートでは、顧客と従業員のエクスペリエンスを維持・向上させながら、増大するシステム運用上のプレッシャーを克服するための鍵となる7つのトレンドを明らかにした。

MuleSoft グローバルフィールド CTO マット・マクラーティ氏

 不確実な経済状況の中で運用効率が再び注目されていることから、ビジネスリーダーは効率性、生産性、回復力を向上させる技術に短期的に集中投資するようになっています。自動化、ローコード/ノーコードツール、サイバーセキュリティなどの技術は、あらゆる組織にとってもっとも信頼できる資産となるでしょう。

2023年に注目すべき7つのDXトレンド

1:少ない労力でより多くの成果を上げるために「自動化」への投資が急増

 依然としてビジネスの不確実性が高まる中、多くのリーダーが、ビジネスの効率的な成長や生産性向上、コスト削減を実現するため、DXと自動化のイニシアティブに注力すると予想。2023年に業績を伸ばすには、より戦略的で全社的な自動化、すなわちハイパーオートメーションに取り組む必要がある。多くの企業がすでにこの取り組みを始めているが、成果を上げるには、システム・データ統合とシステムからビジネスまで組み立てブロックのように構築するコンポーザビリティが2023年のデジタル戦略にとって不可欠な要素になる。

2:「コンポーザビリティ」は、イノベーションとアジリティを実現させるビジネス戦略の鍵

 企業の多くが、アジリティをもたらす「コンポーザビリティ」の獲得を優先すると予想。IT資産や機能の再利用が可能になることで、新製品の市場投入をスピードアップしたり、既存製品のカスタマイズ期間を短縮したりできるようになる。 ローコード/ノーコードのようなコンポーザビリティ戦略とハイパーオートメーションのテクノロジーを組み合わせることで、企業はITデリバリーの能力の制約を解消し、イノベーションのスピードアップを実現。変化を続ける市場ニーズに柔軟かつ迅速に対応できるようなり、カスタマーロイヤルティ向上のための効率的・戦略的でもっとも重要なアプローチのひとつとなる。

3:非エンジニアが「ローコード/ノーコードツール」と「自動化」を駆使し、ビジネスを加速

 ローコード/ノーコードツールを従業員全体に展開し、より多くのビジネステクノロジストが自身のデジタルプロジェクトにデジタル資産を再利用できるようになると予想。これにより、より多くのデジタルテクノロジストの能力が強化される。また、2023年には事業部門とIT部門のスペシャリストによる混成チームをつくる企業が増えると予想。IT部門の監督下でサイバーセキュリティやコンプライアンスのリスクを軽減しつつ、適切なツールを持ったビジネステクノロジストが自由にイノベーションを起こすことが可能となる。

4:顧客と従業員からロイヤルティと支持を得るために、「トータルエクスペリエンス(TX)」へ投資が増加

 企業は、収益を拡大し、有能な人材を確保し、よりアジャイルで弾力的なビジネス成果を上げるために、顧客エクスペリエンス(CX)と従業員エクスペリエンス(EX)を向上させる取り組みを一本化すると予想。これを実現するため、企業全体のエクスペリエンスをサポートするシステムとプロセスを連携するように設計された、インテグレーションと自動化の戦略に焦点を当てるようになる。

5:「機会損失」という算出できないコストを削減するために、データドリブンな意思決定インテリジェンスの自動化プロセスが増加

 2023年には、リアルタイム分析の組み込みが増加すると予想。これにより、データサイロを打破し、自動化されたインテリジェントなリアルタイムインサイトを提供し、フレキシブルなデータ接続を実現する「データファブリック」を構築する。リアルタイム分析をデータファブリックに組み込むことで、組織は意思決定の自動化を加速し、データ管理の労力も削減し、機会損失を防ぐ。

6:サイバーセキュリティ対策の複雑化により「レイヤー化」と「統合化」が進む

 分散型アーキテクチャ・エッジテクノロジーへの投資増大によってセキュリティリスクも増大し、「サイバーセキュリティメッシュ」アプローチに移行する組織が増加すると予想。ひとつの管理画面からAPIや自動化ボット、インテグレーションのワークフローおよびコンポーネントを設計・管理できる機能が、2023年におけるセキュリティメッシュの中心的機能となる。これにより、あらゆるアーキテクチャやアプリケーションタイプで動作するように設計された軽量なプラットフォームの採用が拡大する。

7:持続可能性が継続的なIT投資の推進力に

 自社のオペレーションを持続可能なものにするため、企業はデータドリブンなインサイトと、サプライチェーン全体のより優れたインテグレーションの活用を求めると予想。

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