SHOEISHA iD

※旧SEメンバーシップ会員の方は、同じ登録情報(メールアドレス&パスワード)でログインいただけます

SalesZine Day(セールスジン・デイ)とは、テクノロジーで営業組織を支援するウェブマガジン「SalesZine」が主催するイベントです。 丸1日を通してSales Techのトレンドや最新事例を効率的に短時間で網羅する機会としていただければ幸いです。

  • 前回のSalesZine Dayのセッションの様子をレポート記事でお読みいただけます。

  • 過去開催時のイベントテーマをまとめてご覧いただけます。

直近開催のイベントはこちら!

企業の競争力を高める「営業DX」とは? 日本の営業組織の未来を探る powered by SalesZine

2024年4月18日(木)14:00~15:30

常に高い売上目標を達成し続けなければいけない営業組織。先行きの見通しが立たない時代においても成果を挙げるためには、過去の経験にとらわれず、柔軟に顧客や時代に合わせて変化し続けなければなりません。変化に必要なのは、継続的な学びであり、新たなテクノロジーや新たな営業の仕組みは営業組織の変化を助け、支えてくれるものであるはずです。SalesZine編集部が企画する講座を集めた「SalesZine Academy(セールスジン アカデミー)」は、新しい営業組織をつくり、けん引する人材を育てるお手伝いをします。

お申し込み受付中!

SalesZine ニュース

NPSがもっとも高いのは対面部門では大和証券、ネット部門ではSBI証券に[NTTコムオンライン調査]

  • Facebook
  • Twitter
  • Pocket
  • note
  • hatena

 NTTコム オンライン・マーケティング・ソリューション(以下NTTコム オンライン)は、証券業界を対象に顧客ロイヤルティを測る指標であるNPSベンチマーク調査を実施。結果、もっともNPSが高いのは対面証券部門では大和証券、ネット証券部門ではSBI証券となった。

 業界全体では、対面証券、ネット証券とも、ロイヤルティの高い利用者ほど証券口座の残高が多い傾向が見られ、ロイヤルティの高い推奨者は、ロイヤルティの低い批判者よりも、対面証券では1.5倍、ネット証券では2.4倍、口座残高が多い結果となったという。

調査結果のポイント

1.対面証券部門1位は大和証券、ネット証券部門1位はSBI証券

 対面証券5社のうちNPSのトップは大和証券(-56.1ポイント)となり、最下位の企業との差は0.9ポイント。対面証券5社のNPS平均は-56.7ポイント。ネット証券6社のうち、NPSのトップはSBI証券(-18.3ポイント)となり、最下位の企業との差は21.5ポイントでした。NPS平均は-29.8ポイントだった。

 

 ネット証券では、各証券会社における保有商品に違いが見られ、推奨理由も「NISA対象商品の充実したラインナップ」「FXに強い」など、商品に紐づいたかたちで証券会社ごとの強みが異なっており、よりNPSの幅が広い傾向に。一方、対面証券では推奨理由として「信頼性」や「担当者の対応のよさ」など、対面ならではの項目が高く評価される傾向があり、NPSが僅差となる結果となった。

2.対面証券では、「合理的な手数料」が課題項目に

 対面証券部門において19の要因別に満足度と重要度を分析したところ、重要度が高いにもかかわらず満足度が伸びなかった(重要度と満足度のギャップがもっとも大きかった)項目は「サービスの対価に見合った合理的な手数料」、次いで「資産運用に対する期待通りの成果」となりました。「サービスの対価に見合った合理的な手数料」は、3年連続で重要度と満足度のギャップがもっとも大きい項目で業界の継続的な課題となっている。

3.ネット証券では、一層のセキュリティ向上への期待が大きい

 ネット証券部門において、14の要因別に満足度と重要度を分析したところ、重要度が高いにもかかわらず満足度がのびなかった(重要度と満足度のギャップがもっとも大きかった)項目は「セキュリティの信頼性」次いで「サービスの対価に見合った合理的な手数料」に。「セキュリティの信頼性」は、満足度が高いものの引き続きギャップは残り、さらなる強化を期待される項目となった。

4.対面証券、ネット証券とも、若い世代のNPSが高い傾向

 回答者の年代別にNPSを分析したところ、対面証券部門、ネット証券部門とも、若い世代のほうがNPSが高い傾向が見られました。20代~30代の要因別満足度を分析したところ、対面証券部門では「担当者への相談のしやすさ」や「担当者による自身の状況やニーズのヒアリング力」といった担当者関連の満足度がとくに高い結果に。ネット証券部門では、「コールセンターの応対のよさ」に加え「ウェブサイト・アプリのわかりやすさ」といったユーザビリティに関連した項目での満足度が高く、ロイヤルティに寄与する結果となった。

 
5.推奨度が高いほど、対象の証券での口座残高が高い

 過去1年間の対象の証券会社での平均的な口座残高を調査したところ、推奨度が高いほど、口座残高も高い傾向が見られた。対面証券では、推奨者(推奨度が「9」~「10」の回答者)が批判者(推奨度が「0」~「6」の回答者)の約1.5倍、ネット証券では、推奨者が批判者の約2.4倍の口座残高となっている。

 

調査概要

【対面証券】
  • 調査対象企業(アルファベット順、50音順): SMBC日興証券、大和証券、野村證券、みずほ証券、三菱UFJモルガン・スタンレー証券
  • 調査対象者 :インターネットリサーチモニターのうち上記証券会社に口座を保有し、過去1年以内に利用した人
  • 調査方法:NTTコム リサーチによる非公開型インターネットアンケート
  • 調査期間 :2019年9月11日(水) ~ 2019年9月12日(木)
  • 有効回答者数:2,259名
  • 回答者の属性[性別]:男性67.4%、女性32.6%
  • 回答者の属性[年代]:20代以下・7.5%、30代・10.8%、40代・14.0%、50代・20.4%、60代以上・47.4%
【ネット証券】
  • 調査対象企業(アルファベット順、50音順):GMOクリック証券、SBI証券、カブドットコム証券、松井証券、マネックス証券、楽天証券
  • 調査対象者 :インターネットリサーチモニターのうち上記証券会社に口座を保有し、過去1年以内に利用した人
  • 調査方法:NTTコム リサーチによる非公開型インターネットアンケート
  • 調査期間:2019年9月11日(水) ~ 2019年9月12日(木)
  • 有効回答者数:2,706名
  • 回答者の属性[性別]:男性74.7%、女性25.3%
  • 回答者の属性[年代]:20代以下・8.2%、30代・18.6%、40代・22.4%、50代・18.7%、60代以上・32.1%

この記事は参考になりましたか?

  • Facebook
  • Twitter
  • Pocket
  • note
  • hatena
関連リンク
この記事の著者

SalesZine編集部(セールスジンヘンシュウブ)

編集部です。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

この記事は参考になりましたか?

この記事をシェア

  • Facebook
  • Twitter
  • Pocket
  • note
  • hatena
SalesZine(セールスジン)
https://saleszine.jp/news/detail/903 2019/10/17 15:40

Special Contents

AD

Job Board

AD

おすすめ

アクセスランキング

アクセスランキング

イベント

SalesZine Day(セールスジン・デイ)とは、テクノロジーで営業組織を支援するウェブマガジン「SalesZine」が主催するイベントです。 丸1日を通してSales Techのトレンドや最新事例を効率的に短時間で網羅する機会としていただければ幸いです。

2024年4月18日(木)14:00~15:30

イベントカレンダーを見る

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

アクセスランキング

アクセスランキング