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企業の競争力を高める「営業DX」とは? 日本の営業組織の未来を探る powered by SalesZine

2024年4月18日(木)14:00~15:30

常に高い売上目標を達成し続けなければいけない営業組織。先行きの見通しが立たない時代においても成果を挙げるためには、過去の経験にとらわれず、柔軟に顧客や時代に合わせて変化し続けなければなりません。変化に必要なのは、継続的な学びであり、新たなテクノロジーや新たな営業の仕組みは営業組織の変化を助け、支えてくれるものであるはずです。SalesZine編集部が企画する講座を集めた「SalesZine Academy(セールスジン アカデミー)」は、新しい営業組織をつくり、けん引する人材を育てるお手伝いをします。

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イチから学ぶパートナーセールス

評価基準の見直し・セールスキット刷新……パートナーセールス成功に向けて4月に行うべき5つのアクション

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 海外ではもはやあたりまえの職種となっている「パートナーセールス」。日本でもパートナーセールスに取り組む企業が増えてきた一方、事例やノウハウが少なく、基本的な知識や活用法を学びづらい状況にあります。本連載では、パートナーサクセス社にてエバンジェリスト・コミュニティマネージャーを務める佐々木さんが、パートナーセールスをイチから解説。第4回では、新年度のパートナーセールスを成功させるべく、組織やビジネスの方向性が変わるタイミングで行うべき5つのアクションをお伝えします。

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新年度、パートナービジネスを成功させるために

 パートナーサクセス社にてPRM(パートナーリレーションシップマネジメント)コンサルタントを務めている佐々木です。パートナーセールスの基礎知識を解説した第1回、よくある失敗や対策を挙げた第2回、パートナープロファイリングを紹介した第3回に続き、近年セールス領域の中で非常に注目が集まっている「パートナーセールス」についてお伝えしていきます。

 4月は多くの企業が新年度を迎え、組織やビジネスの方向性が一新されることでしょう。そこで今回は、4月からパートナーセールスにおいて素晴らしいスタートを切るために行うべき5つのアクションをお伝えします。次のような悩みを抱えている方は必見です。

  • 昨年度と比較し、今年度はパートナービジネスを活性化させたい
  • 今年度のパートナービジネスを活性化させるため、今行うべきアクションを知りたい

1.組織を“面”でフォローし、中長期的な影響力を醸成

 日本の多くの企業が新年度を迎え、組織変更が起こる4月。経験則からお伝えすると、パートナービジネスは直販以上に組織改変の影響を受けます。新年度のパートナー企業の組織体制・ビジネスの方向性について、4月を迎えたタイミングで改めて確認してください。

 まずは情報収集です。年度初めのタイミングで、パートナー企業との商談を数件設定しましょう。その場で、今年の目標・人員体制・取り組むべき課題・目指すべき方向性などを質問します。事前に入手できる情報は必ずそろえたうえで、例年と比較してどうか仮説をつくり、質問するようにしましょう。

 ただし大手企業の場合、年度初めは経営層からの情報がメンバー層へおりていない場合も多く見られます。5月のゴールデンウィーク前後に部署キックオフなどを通じてメンバー層が情報を入手する傾向にあるため、それくらいのスピード感で情報を収集していくと良いでしょう。

 次に、商談で収集した情報をもとに、パートナー企業との目標を再設定してください。パートナー企業のメイン担当の方とすり合わせたのち、経営層と商談を設定し、目標を再確認しましょう。

 組織が大きく動くタイミングでは、組織を“点”ではなく“面”でフォローアップしていく視点が重要です。組織の力学が働きやすい時期だからこそ、そういった働きがけをすることで、パートナー企業に対して中長期的な影響力を醸成できます。

次のページ
2.“組織対組織”のコミュニケーションを強化

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この記事の著者

パートナーサクセス株式会社 PRMコンサルタント 佐々木千穂(ササキチホ)

通信建設企業にてインフラエンジニアとしてキャリアをスタート。4年間勤めた後、SI系の大手企業、外資系大手企業にてエンタープライズ営業を経験。2016年に都内ベンチャー企業に入社。パートナーセールス立ち上げアクティブ化に従事し、売上数億円を創出。2020年に出産・育休を経て、2021年に仕事復帰。20...

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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